序章 チーム医療とプロジェクトマネジメント
執筆:猶本 良夫 / 川崎医科大学総合外科学 教授
- 1 PMの歴史
- 2 プロジェクトの特色
- 3 PMの医療における今日的意義
- 4 人材育成
1章 プロジェクトマネジメントの基本概念
執筆:能登原 伸二 / 株式会社アイ・ティ・イノベーション 取締役 専務執行役員
- 1.1 プロジェクトとは
- 1.2 プロジェクトマネジメント
- 1.3 プロジェクトマネジメントの標準 PMBOK® Guide
2章 プロジェクトマネジメントの手法 - 立ち上げ、計画
執筆:弘中 伸典 / 株式会社アイ・ティ・イノベーション コンサルタント
- 2.1 立ち上げ、計画の概要
- 2.2 モデルケース:碩央総合病院における見学会開催プロジェクト
- 2.3 プロジェクトの目的を定義する
- 2.4 ステークホルダーを特定し、分析する
- 2.5 対象範囲を決定する
- 2.6 品質目標を設定する
- 2.7 体制とコミュニケーション方法を決定する
- 2.8 作業を洗い出し、スケジュールを作成する
- 2.9 コストを見積もり、予算を設定する
- 2.10 リスクを洗い出し、予防策を計画に組み込む
3章 プロジェクトマネジメントの手法 - 実行、監視・コントロール、終結
執筆:弘中 伸典 / 株式会社アイ・ティ・イノベーション コンサルタント
- 3.1 実行、監視・コントロールの概要
- 3.2 チームと外部のステークホルダーを管理する
- 3.3 進捗を管理する
- 3.4 課題とリスクを管理する
- 3.5 コストを管理する
- 3.6 品質を管理する
- 3.7 変更を管理する
- 3.8 終結の概要
- 3.9 プロジェクトを完了する
4章 飯塚病院「ふれあいセンター」のマネジメントサイクル - PDCAサイクルによる活動が地域をつなぐ(事例①)
執筆:花岡 夏子 / 公益社団法人 福岡県看護協会 会長
- 4.1 はじめに
- 4.2 プロジェクトの概要と推進方法
- 4.3 活動内容と成果
- 4.4 まとめ
5章 感染制御プロジェクト - SSIサーベイランスで私たちが得たもの(事例②)
執筆:山辻 知樹 / 川崎医科大学総合外科学 准教授
- 5.1 はじめに
- 5.2 プロジェクトの概要と推進方法
- 5.3 活動内容と成果
- 5.4 まとめ
6章 市民病院の診療センター化に向けたプロジェクト - 尾道市市民病院の取り組み(事例③)
執筆:山田 佐登美 / 尾道市立市民病院 副院長・看護部長
- 6.1 はじめに
- 6.2 プロジェクトの概要と推進方法(血管診療センターの開設)
- 6.3 活動内容と成果(血管診療センターの開設)
- 6.4 プロジェクトの概要と推進方法(集学的がん治療センターの開設)
- 6.5 活動内容と成果(集学的がん治療センターの開設)
- 6.6 まとめ
7章 重篤合併症発生率低減に向けたプロジェクト - 中心静脈カテーテル挿入術における発生率の低減(事例④)
執筆:鐘江 康一郎 / 株式会社クオリズム 代表取締役社長
- 7.1 はじめに
- 7.2 プロジェクトの概要と推進方法
- 7.3 活動内容と成果
- 7.4 まとめ
8章 看護師の確保大作戦 - 全員参加の取り組み(事例⑤)
執筆:新 美保恵 / 川崎医科大学付属川崎病院 看護部長
- 8.1 はじめに
- 8.2 プロジェクトの概要と推進方法
- 8.3 活動内容と成果
- 8.4 まとめ
9章 周術期患者管理の新しいシステムの構築 - 周術期管理センター(事例⑥)
執筆:足羽 孝子 / 岡山大学病院周術期管理センター 看護部長
- 9.1 はじめに
- 9.2 プロジェクトの概要と推進方法
- 9.3 活動内容と成果
- 9.4 まとめ
結章 チームが機能する医療組織
執筆:永池 京子 / 社会医療法人愛仁会本部 看護担当特任理事
- 1 環境変化に対応する組織
- 2 組織の目標達成
- 3 人がもつ力を引き出すチーム力
- 4 医療界に必要なチーム活動
あとがき